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「一日一善之」 Vol.2385
配信日時:2014/01/27 09:00
##__[登録名]__##さん、おはよう

コスタリカ5日目は
国立劇場、国立博物館、裁判所を訪問した。
その中で最も印象に残ったのは、
コスタリカの「積極的非武装中立主義」だった。
定義は「非武装中立の立場で、周辺国に
積極的に平和を働きかけること」とのこと。
これこそ、本当の「積極的平和主義」だと納得した。
安倍総理の唱える「積極的平和主義」は
非武装でもないし中立でもない。
「領土問題は存在しない」と自分の立場を主張するだけで、
解決に向けた話し合いをしようともしない。
これは「積極的平和主義」と正反対だ。

もう一つ感動したのは、コスタリカの最高裁判所のこと。
ここは「人権と憲法に関する問題を裁定する場」。
小学生が学校の校庭が、校長の判断で駐車場となり、
使えなくなることについて「遊ぶ権利の侵害」を訴えて勝訴した。
大学生が「大統領が、アメリカのイラク戦争を支持したことは、
コスタリカ国民を危険にさらし、イラク国民の人権を侵害する」
と訴えて勝訴、大統領はアメリカ支持を撤回した。
日本では、こういう訴えはできない。
日本なら「○○により、私は精神的、経済的に○○万円の損害を受けた」
という形で地方裁判所に訴えなければならないので、
上記の例では訴えられないのだ。
コスタリカの憲法は国民を守るためにあるが、
日本の場合は、国家を守るためにあり、
憲法前文にある「国民主権」に反している。
あすは早朝5時過ぎにチェックアウトして
ニューヨークに向かいます。
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